オガラは日本経済を救う

大麻(ヘンプ)の可能性は、無限大ですね。
ヘンプの茎から衣類やロープといった10μmの細い繊維を取り出すと、オガラが残ります。
オガラとは幹の芯の所で、細い棒状のものです。
群馬県のヘンプ農家では、これの子供のおもちゃとして使っている(YouTubeの動画で確認)ようなのですが、もっと良い活用方法があるのです。
まず一般的に知られているのは、オガラをバラバラに分解してチップ状にしたものを建物の建材として使用する方法です。
壁に塗る漆喰の中に入れたり、コンクリートに混ぜられたり、オーストラリアでは粘度のようなものに混ぜて屋根に塗っていました。
一見屋根には向かないように思えますが、オガラには非常に小さな穴が無数あいているおり、そのため、何かに入れるとそのものの比重が軽くなるのです。
そして、内部に空気層ができ、これが熱を伝え難くしているため、断熱効果もあります。
ですが、それだけではありません。
海外では、それをダイレクトに燃やしているのです。
小さな穴が無数に空いているということは、それだけ燃えやすいため、焚き付けに使われているのです。
しかし、いきなり燃やさず、炭にする方法もあります。
炭にしたものは棒状なのですが、それがパウダー状になっているのです。
穴が無数に開いているため簡単に粒子状になるのかもしれません。
その炭のパウダーをシャンプーに合わせて使えば、頭皮へのミネラル補給、頭皮の乾燥予防、消臭効果等が、期待できます。
また、パウダーは細かい粒子なのでしょうか、爆発力が強く、花火の材料に使われているのです。
線香花火に使用されており、あのパチパチとして以前使用されていたのです。
単なるヘンプの炭ではなく、非常に利用価値があり用途の広い素材ということでしょう。
ちなみに、日本では「麻炭」として販売され、インターネット通販で入手可能です。
それ以外には、オガラからディーゼルエンジンに燃料として利用できるバイオマスエタノールが取り出せます。
オガラに含まれる多糖類であるエタノールを発酵させ、それをろ過することで得られるのです。
オガラでなくても、他の穀物でも出来るのですが、安いトウモロコシを利用したところ、トウモロコシ価格が上昇した経緯があることを忘れてはなりません。
しかし、ヘンプであるなら、燃やして捨てるほどのものなので、その心配はないのです。
その分オガラには、メリットがあります。
通常、このバイオエタノールはそのまま使用せず、軽油に20%程混ぜて利用しています。
その20%分海外からの輸入に頼らなくて済み、捨てるほどのオガラから作られるためコストが低く、日本経済に貢献することでしょう。
これ以外でも海外では茎の発酵し安い性質を活かして、メタンガスを取り出す研究がなされています。
これ程の価値のあるオガラでありながら、群馬の例で分かるとおり、日本では有効活用されていません。
オガラの量が限られているためかもしれません。
流通量を増やして、是非活用する方向に持っていって欲しいですね。

This entry was posted in 未分類. Bookmark the permalink.