大麻産業を推進する理由とは

産業用の大麻(ヘンプ)は、茎の皮からは細くて丈夫な繊維がとれます。
取締法が施行される以前、群馬県では大麻草の栽培が盛んに行われており、そして現在でも栽培がなされています。
夏になると背丈が3mにも及ぶそうです。
成長した大麻を刈り取って茎だけにすると、直ぐに殺菌のためお湯の中につけるのです。
一端乾燥させ、そして、皮を剥ぐと余分な組織をそぎ落とし、丈夫な繊維だけを取り出しています。
この作業をしているのは、全て高齢者なのです。
テレビ番組で見たに過ぎず一部始終を見たわけではありません。
その範囲において、全ての作業が重労働には見えないのです。
大麻は軽量で刈り取り作業が楽で、番組内では地面からにょっきりと生えた茎をいともたやすく収穫していました。
茎は軽いため、皮を剥ぐ作業も容易な筈です。
また、肥えた土地を必要とせず、病気や害虫に強く、化学肥料は必要としないため、栽培も容易だった事でしょう。
栽培から繊維を取り出すまで、非常に簡単な植物という印象です。
一方オーストラリアでは、一面の大麻畑の中で育てられています。
これもテレビ番組で紹介されたものです。
先の群馬では皮を剥いだ後に残る部分(オガラ)は、子供のおもちゃになっていましたが、オーストラリアは細かく砕いて建材に使われています。
番組では屋根の断熱材に使用される映像を放送していましたが、家全体が大麻によって建てる事が可能と伝えれていました。
日本では、通常葉は捨てられています。
ですが、オーストラリアではワインやビールに使われているそうです。
実の栄養価は他の植物には見られない程、極めて高く、また健康効果が期待できます。
実をそのまま食べれば、中国の巴馬(バーマ)の人々のように、長寿になることでしょう。
ネットでは大麻を推している団体を多く見かけますが、こうした採取の容易さと有用性の高さから推進しているのかもしれません。
採取が容易さは、技術を要せず容易に雇用を拡大できることを意味します。
群馬の大麻栽培では、一次産業を大きく前進させる可能性を示唆しています。
そして、オーストラリアのように建材や食物にも使われることから二次産業、そして、それを販売する三次産業にも波及する可能性は間違いないでしょう。
雇用の拡大は、様々な産業に影響があるのです。
しかも、その基本となる大麻が、土地から湧いて出ます。
化石燃料のように採掘して得られるものではなく、地面で栽培されるのですから、無尽蔵に採取でき枯渇することはありません。
化学肥料を必要としないため、主な維持コストは人件費と水くらいなものです。
しかし、一方で大麻が十分流通することで、そのデメリットを受ける人たちがいる事も忘れてはなりません。
例えば、麻繊維の台頭共に化学製品の相対的な価値は低くなることでしょう。
ですが、大麻産業は他の産業を活性化させるため、その受け皿になる見込みがあります。
大麻の生産強化は、決して一部の産業・人だけに得のある物ではなく、社会全体に恩恵があるのです。

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